【東京新聞杯2018】出走有力馬分析②

【東京新聞杯2018】出走有力馬分析②

記事中で出てくる用語解説
持続性能:速い脚を使える距離
加速性能:優~悪で評価。最高速に到達するまでの時間
最高速性能:自身の出せる最高速度
ペース依存度:低いほど優秀。ラストの脚に道中のペースがどれだけ影響するか
スピード:道中のペースの速さにどれだけ対応できるか

■目次(各馬まとめへ)
1. ダイワキャグニー
2. ダノンプラチナ

東京新聞杯予想オッズ

ディバインコード

NHKマイルC2017
着順:10着
前半後半3F:34.5-34.4
ラスト4F:11.8-11.3-11.3-11.8

①ラスト3F地点最速レース

評価
①持続⤵⤵

ここは前後半3Fがほぼ差のない平均ペース。ラスト1F地点までは何とか食らいついたが最後は一気に止まって10着の凡走。速いペースへの対応力はこれを見る限りはないタイプか。仕掛け所が遅れたとしても当馬より前の馬を差せたか?という要素も見せられなかったので力負け。


オーロC2017
着順:2着
前半後半3F:35.1-34.1
ラスト4F:11.6-11.1-11.2-11.8

①1F目以外全て11秒台で緩む所のないラップ
②ラスト3F地点最速レース
③ラスト3F内の最高速が11.1秒

評価
①スピード⤴
②持続⤴
③最高速⤴

淡々としたペースではあったものの時計自体が早く前が全く止まらなかったレース。1着馬トウショウピストとの差も道中の差の分だけで直線ではほぼ差はなかった。このペースを前目からしっかりまとめてきたので根幹的なスピードは高いのだろう。瞬発力のみでどうにかする事はできなかった点は不満。終盤大きく緩むところはなかったとはいえ時計自体が早かったので平均ペースから一脚発揮できたとは言い難いレース。


リゲルS2017
着順:3着
前半後半3F:35.1-34.1
ラスト4F:12.1-11.1-11.1-11.9

①ラスト4F内に1秒以上の加速あり
②ラスト3F内の最高速が11.1秒

評価
①加速⤴
②最高速⤴

ラスト4F地点で12秒台に落ち着き息が入った事で瞬発力寄りのレースになった。ラスト1Fまでは先頭をキープしたがそこから差されての3着。最速がラスト3F地点になり持続性能が求められた上に11.1秒を連続してもリードを広げる事が出来ない瞬発力問われた事で流石に粘り込みを図れなかった。このレースだけ見れば仕掛け所が少し遅くなれば残せた感じもある。これまでのレースから考えればラスト4Fで息が入ったからこそ最後何とか粘れたと考えた方が良さそう。

まとめ

瞬発力だけを見れば先行馬にしてはそこそこなのだが、持続性能が低いので瞬発力がそこそこでは足りない。単純に言えば能力が少し足りない。脚を引っ張っているのが持続性能なので好走パターンとすれば仕掛け所が遅くなったレースを前目で進めれた時だろう。前目で進める事に関しては1400mの高速馬場でもポジションを取れているしスピード自体はあるので可能。後は仕掛け所がどうかという点。

今回はある程度ペース引き上げたいダイワキャグニーがいるもののそれ以外はそこまで自ら4F戦に持ち込んできそうな馬がはっきりと存在している訳ではないし、案外展開向いて前残りの目もなくはないと思う。ただダイワキャグニーがしっかりと引き上げてくると普通に厳しくなるのは当然。理想の展開としては当馬がハナを切る形になってダイワキャグニーが番手で進めて前残りの展開でというところ。穴本命を打つには少しギャンブル要素強く厳しいが相手には起爆剤として入れておきたい一頭。


 

マイネルアウラート

東京新聞杯2017
着順:4着
前半後半3F:37.2-32.7
ラスト4F:12.4-10.9-10.8-11.0

①前後半3F4秒以上のスローペース
②ラスト3F内最速が10秒台
③ラスト3Fがほぼ減速なし

評価
①スローペース適性⤴
②最高速⤴⤴
③持続⤵⤵

超スローペースで押し出される形でブラックスピネルが逃げたレース。これを番手で進めてラスト1Fまではレースラップ通りの競馬をしたがそこからパタッと脚が止まって差されての4着でこのペースでも2Fで脚が止まってしまったので持続性能に関しては結構低そう。ただこのペースから本来後方馬のブラックスピネルの瞬発力に匹敵するものを2F見せれたのは評価に値するか。


ダービー卿CT2017
着順:4着
前半後半3F:36.2-34.7
ラスト4F:11.8-11.5-11.6-11.6

①ラスト4Fから11秒台の4F戦

評価
①持続⤴

東京新聞杯から考えれば持続性能の部分を高めてきたレース。ラスト3F地点最速でここもペースなりに進めた上でラストももうひと伸び見せて先頭に迫りラップは落とさずゴール。これをどう考えるかだがペース自体は遅かったし前半緩かった上に5F地点が12秒でそこから一気に加速するわけでもなく徐々にペースが上がっていったので分散できた。こういう風に分散できるならスローペースでは好走パターンが広がる可能性を見せた一戦。

まとめ

上記の2走が良かった時の内容。とにかく当馬は良かった時に戻せるかどうかの馬。夏場は例年全く走らないので度外視するにしても近走も展開を考えても少々内容が悪い。ベストな展開はスローペースで前目から仕掛け所遅れるパターン。昨年の富士Sは不良馬場で切れ味削がれた事とメンバーレベルが極めて高かった事の2点が原因だとは思うがそういう意味では今年も馬場に不安がある。

スローペースが素直に向くタイプの前目の馬なのは間違いないと思うし、ダイワキャグニーの出方次第では展開的にはチャンスはある。ただ状態に不安は残るし馬場も良馬場とはいかないと思うので穴本命は打ち切れない。